日々やることに追われ、ふと気がつくと自分自身のケアが後回しになっていませんか?
周りのためにと頑張って、自分を後回しにする日々が続くと、心も体もじわじわと疲れてしまいます。
夜、ベッドに入って「今日も疲れたな」とため息をついてしまう日や、「うまく眠れない」「気持ちが落ち着かない」と感じる夜は、誰にでもあります。
そんな時こそ、一日の終わりに自分をそっと労わってあげるセルフケア時間が、心と体をじんわり癒し、翌日の調子いい自分につながっていきます。
今日は、私が実際に日々続けている夜のセルフケアルーティンと、眠れない夜の過ごし方についてお話しします。
一日の終わりは「自分をいたわる時間」に
私自身、昔は「〜するべき」「頑張らないといけない」と思い詰めてしまい、自分に厳しくすることが多くありました。
上手くできなかった時は、「なんで自分はこうなんだろう」と考えてしまい、いつも緊張状態に。
空を見上げる時に首だけでは上を向けず、肩も一緒にすくんでしまうほどガチガチに固まっていました。
そんな私がホリスティックな視点でセルフケアを学んで実践するようになると、「べき思考 」は自然と無くなり、どんな状態の自分もまるごと受け止めて、自分にリラックスできるようになっていきました。
今日は、心と体がふわっと柔らかくなる私のセルフケアルーティンをご紹介します。
私の夜のセルフケアルーティン
1. 猫を愛でる
2. ゆっくりお風呂に入り、体の芯まで温める
3. ハーブティーでほっと一息つきながら、本を読む
4. 好きな香りのピローミストを枕に吹きかけ、深呼吸
5. ベッドの上でストレッチをしながら「今日もありがとう」と自分に声をかける
1日の終わりに「自分に優しい、好きなことをする時間」を意識的につくるだけで、心に安心感が生まれます。
周りの反応や結果がどうであれ、「今日もよく頑張った!」と思えるだけで十分なのです。
忙しくて余裕がない日も、眠りにつく前に「今日もありがとう」と自分に声をかけています。
私が感じた、小さな変化
夜のセルフケアを意識し始めてから、明らかに変わったことがあります。
- ベッドに入る前に心が落ち着き、眠りがスムーズになった
- 朝起きた時、気分が良い
- ちょっとしたことでイライラしにくくなった
- 「自分に優しくできると、人にも優しくできる」余裕が生まれた
そして何より、眠ることに対するハードルが下がりました。
眠ることへの緊張感より、夜はリラックスする大切な時間へと変わりました。
眠れない夜は、無理に眠ろうとしなくていい
それでも、時にはどうしても眠れない夜もあります。
かつての私は、そんな夜がくると「早く寝ないといけない」「なんで眠れないんだろう」と焦ってしまい、
かえって眠りから遠ざかる…という悪循環に陥ることもありました。
今では、眠れない夜も「そんな日もあるよね」と受け入れ、ただリラックスして穏やかな時間を楽しんでいます。
眠れない時の、私のやさしい工夫
- 一度読んだ本を読み返して、物語の世界に入り込む
- 歌詞のない静かな音楽を流して、呼吸に意識を向ける
- ベッドの上でゆっくり深呼吸して、体の力を抜く
こうした小さな工夫を続けていると、
いつの間にか不安や焦りがやわらぎ、自然とまどろみが訪れることが増えてきました。
もし今夜、なかなか眠れなくても、
「こんな日もある。無理に眠ろうとしなくていい」と自分に言い聞かせてみてください。
眠りに波があっても大丈夫
眠りに波があるのは、誰にでもある自然なこと。
生理周期や季節、生活リズムの変化、ストレスなど―
様々な理由で眠りの質が変わるのは、日々を生きているからこそ。
大切なのは「眠れなかった自分」を責めるのではなく、
「今日はここまで頑張った」「眠れない夜も自分の一部なんだ」と受け止めてあげること。
自分のペースで夜を過ごすだけで、
心と体は少しずつ整い、やさしく回復していきます。
おわりに
“ちゃんと眠れて、調子いい私”を目指すために、
がんばる自分も、弱さを感じる自分も、まるごと認めてあげてください。
このブログでは、ホリスティックな視点から
セルフケアや睡眠、心地よい暮らしのヒントをお届けしていきます。
眠れない夜も、穏やかに過ごせるあなたを、そっと応援しています。


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