はじめに
2025年の大阪万博を訪れて、最先端の医療や未来のテクノロジーにワクワクしながらも、「今、私たちに本当に大切なことは何だろう?」と深く考えさせられる体験となりました。
今回の記事では、「食」「睡眠」「地球環境」の3つの視点から、私が万博で感じたこと、ホリスティックヘルスの視点をどう日々の暮らしやセルフケアに活かすかをお伝えします。
未来の医療と「食」の大切さを再確認
iPS心筋シートなど、未来の医療技術が展示される会場には、ヒポクラテスの有名な言葉も飾られていました。
「汝の食事を薬とし、汝の薬を食事とせよ。」
どれだけ医療が進化しても、「食」は私たちの健康の土台であり続ける——そのメッセージを改めて心に刻みました。
私自身、@missfitjapanで「食事=薬・燃料」というホリスティックな考え方を学んだことで、食べることへの意識が大きく変わりました。
20代でモデルをしていた頃は「痩せなきゃ」とカロリーばかり気にしていましたが、肌もくすみ、心も不安定、睡眠の質も下がってしまっていました。今は「この体は奇跡」「自分の体にありがとう」と思いながら、なるべく“心と体が満たされる食事”を大切にしています。
夜遅くに重い食事をすると、体は休むどころか夜通し消化に追われてしまいます。睡眠の質を上げたいときは、消化に優しい食事を選ぶことが本当に大切です。
「どんなに医療が進んでも、“食べること”は私たちが生きる上での土台」
この原点を、万博の最先端技術の中で再確認することができました。
未来の眠りと、私が伝えたいセルフケア
「未来の眠り」をテーマにした展示では、眠りのメカニズムがより深く解明され、一人ひとりの状態に合わせてベッドや空間全体が自動で調整してくれる「未来のベッド」を見ました。
センサーが眠っている間の体調をチェックし、光・空気・振動・香りまでコントロール。「どんな夜も、翌朝にはベストな目覚めを叶えてくれる」そんな時代がもうすぐやってきそうです。
でも、展示を見ていてふと「私がコーチングで伝えたいこと」と重なる部分に気付きました。
最新のベッドが自動で整えてくれるのも素敵ですが、
「自分で自分の体調や気持ちに気づき、自分に合ったセルフケアや癒しを選んで、どんな日でも翌朝すっきり目覚める」
そんな“自分で自分を整える力”を育てていくことが、ホリスティックヘルスの本質だと感じています。
展示には「眠りのトリビア」もたくさん。
・ノンレム睡眠中は、脳の“お掃除”タイム
・レム睡眠とノンレム睡眠は交互にやってくる
・「メラトニン」は日光を浴びると分泌UP
・夢を見る内容も脳画像で分かる時代に
・お酒を飲んで寝ると眠りの質は下がってしまう etc.
睡眠に悩む方には、こういった最新の知識とあわせて、 「自分をまるごと整える」というセルフケア視点を持ってほしい——そんな想いも強くなりました。
地球と私。海を見て考えた「環境」とホリスティック思考
「ブルーオーシャン・ドーム」では、今世界が直面する“海洋問題”についての展示がありました。
大きなシアター映像で流れるのは、
・深海まで漂う大量のプラスチックごみ
・リサイクルが難しいごみの現実
実は「2050年には魚よりもプラスチックごみの方が多くなる」と言われています。プラスチックが自然に分解されるまで約400年、日本の対馬には年間3,000トン以上のゴミが漂着しています。
地球の7割を占める青く美しい海。「こんなに豊かな海を持つ星は、他にない」と知識では知っていても、実際に目の当たりにすると本当にショックでした。
「この星に住まわせてもらっている自分として、地球にやさしい選択をしたい」
そんな気持ちが自然と湧いてきました。
ホリスティック思考では、「心」「体」だけでなく「環境」も自分を構成する大切な一部。
毎日の暮らしやセルフケアも、地球・海・自然とのつながりを大事にしたいと思いました。
私がまずできることとして、外出時に便利で使っていたペットボトルをやめて水筒を持ち歩くことにしました。小さなことでも「自分にできる選択」を積み重ねていきたいです。
おわりに ──ホリスティックな「私」をつくる未来のヒント
万博の最先端テクノロジーや科学は、私たちの健康や暮らしをより豊かにしてくれます。でも本当に大切なのは、「自分自身の意識」や「毎日の小さな選択」かもしれません。
・食べるものを選ぶ
・眠りを大事にする
・地球に優しい行動を心がける
それらは全部、「自分をまるごと整える」ホリスティックな生き方の一部。
未来のベッドや医療技術も素敵ですが、「自分で自分を癒す力」を大切にしながら、これからも心と体、そして環境を大事に暮らしていきたいと感じました。
あなたの毎日の暮らしにも、ホリスティックなヒントを取り入れてみませんか?
一緒に「ちゃんと眠れて、調子いい私」そして「地球にもやさしい私」を目指していきましょう🌱🌎
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