「眠れない」「眠りが浅い」「寝ても疲れが取れない」
そんな悩みを抱えていませんか?
本やSNSで紹介されている“睡眠のコツ”をいくつも試したけれど、なかなか改善しない…。
「自分に合う方法が見つからない」「どうしたらいいかわからない」と戸惑っている方も多いと思います。
私自身も“睡眠法ジプシー”のように色々な方法を試しては挫折していました。
「今夜こそちゃんと眠りたい」と思うほど緊張し、逆に眠れなくなったり、疲れやすくてたくさん眠ってしまったり。
“眠ること”自体がストレスに感じてしまう…そんな経験も何度もありました。
ホリスティックヘルスという考え方
そんな時に出会ったのが「ホリスティックヘルス」という考え方です。
ホリスティック(holistic)は、“全体的・まるごと”という意味。
「体」だけでなく、「心」や「感情」「生活環境」「人間関係」など、
あらゆる“つながり”を整えていくことで、本来の健康やバランスを取り戻すことができる──それがホリスティックな視点です。
眠りの悩みも、「眠ること」や「体」だけに目を向けるより、
“暮らしごと整える”ことで、安定しやすくなります。
例えば、
・寝室の雰囲気や空間づくり
・1日の過ごし方、夜のリラックスタイム
・感情や思考のパターン
こういった日々の“暮らし”全体が、眠りと密接につながっています。
今日からできる“暮らしごと整える”3つのポイント
1. 寝室空間を「安心できる場所」に
ベッド周りや寝室が雑然としていると落ち着かない、布団に入るだけで緊張する…
そんな時は、寝室を“自分にとって安心できる場所”に変えてみましょう。
お気に入りのリネンを使う
明かりをやさしくする
余計なものを片付けてみる
など、小さなことからでOKです。
「癒しの寝室」は、心と体への大きなセルフケアになります。
2. 夜のリラックスタイムを意識する
夜は一日の終わり。
「何もしない時間」を少し持つことで、自律神経も落ち着きやすくなります。
スマホやテレビを寝る直前まで見ない
ゆったりお茶を飲む
照明を少し落とす
呼吸を意識してみる
自分だけの“リラックス儀式”を作るのもおすすめです。
3. 感情や思考の整理を心がける
不安やイライラ、落ち込みが夜まで続くこともあります。
そんな時は
日記に書き出す
深呼吸をする
五感で“今”を味わう
など「今ここ」に気持ちを戻す工夫も、眠りをサポートします。
最後に
眠りが安定しない時、「自分が悪い」「意思が弱い」と責めてしまいがちですが、
「あなたには、あなたの眠りがある」という視点を大切にしてほしいと思います。
どんな眠りにも、その人だけのリズムがあり、正解は一つではありません。
今日できる小さな工夫を積み重ねて、
自分にとって心地よい暮らしと睡眠を育てていきましょう。
このブログが「眠り」と「暮らし」に悩むあなたの「そっと寄り添う場所」になりますように🌿
コメント